ただいま京都におります。

今回は海の京都へ行ってきました。

関空からレンタカーを借りて丹後市にある「間人」を目指す。

間人とかいて「たいざ」と読みます。

夫が運転したんですけど、
高速ではスピードを守っている運転手はほぼ皆無。
規定通りのスピードで走っていると逆にあおられそうな勢いです。

スピード違反は先頭だけがつかまるという思い込みがあるので、
安心して、流れをくずさないようせっかちな皆さんに合わせて走りましたよ。

レンタカーを借りた理由は、
間人が少し辺鄙な場所にあること、
もちろん駅までおしゃれなクラシックカーで送迎つきなんですけど、
今回は高速道路のサービスエリアに寄ってみたかったのでレンタカーを借りました。

寄ったのは、名神高速道路にある味夢の里

驚くほど肉厚な椎茸とか、
10月の2週間ほどしか出まわらない幻の丹波黒枝豆とか
日本に住んでいたら絶対に買うのになぁと思いながら
名物の手打ちそばを食べて後にしました。

大阪から3時間かけて到着したのは間人にある炭平さんです。
「すみへい」と読みます。

ここはまぼろしの蟹、間人蟹が食べられるということで見つけたのですが、
間人蟹が食べられる期間は11月から翌年の3月まで。

残念ながら今の時期は間人蟹は食べられない。
だけど「はしうど蟹」があると言うので蟹目的で炭平さんに行ってきました。

離れのオーシャンビューのお部屋、燦然峰です。


外には潮風を感じられる露天風呂、
中には大きな窓からオーシャンビューを一望できる内風呂があります。

ここはお部屋の素晴らしさはもさることながら、
スタッフさんのおもてなしが感動ものです。

お食事中、カメラを首から下げたスタッフさんが入ってきて
「お写真を撮りましょうか?」と声をかけてきた。

これ外国だったら、ぼったくり価格で写真を買わされるじゃないですか。

ちょっとやだなと思ったけど、まぁせっかくの記念だしと思い直して
「じゃあお願いします」と言ったんです。

そしたらさ食事が終わるころに、写真を額に入れてプレゼントしてくれたの。

ほんの一瞬でもいやな感情を持ったことを申し訳なく思いましたよ。

お料理は蟹づくし。甘エビは好きなだけ食べていいらしい。
好きなもの好きなだけ食べていい食材は、その日によって変わるようで、
この時は甘エビと煮魚と焼き魚の3種類でした。
私たちは2人とも甘エビをチョイス。

あとはひたすら蟹です。


今回で一生分の蟹を食べた気分。

ラウンジでは京都の日本酒を夜通しいただくことができます。
お部屋に持ち帰ってもいいらしい。


夜10時まではおでんや焼き芋が食べ放題なんです。
でもこの時間帯は他の宿泊者の方達で混んでいます。
なのでおでんと焼き芋を部屋に持ち帰り、
日本酒は夜中12時過ぎにラウンジにおりて2人だけの貸切状態で
一通りいただいてきましたよ。


日本酒もとっても美味しかったけど、
日本のさつもいもってなんであんなに甘くて美味しんでしょうね。

ひたすら食べて呑んでお風呂に入って至福の時間でした。

帰りには「道中でどうぞ」とまだ温かいみたらし団子を手渡してくれた。
せっかくなので温かいうちに車中でいただく。


出来たてのみたらし団子は本当に美味しかったです。

綺麗で素敵なお宿はたくさんあるけど、
こんなに心のこもったおもてなしをしてくれるお宿はそうないんじゃないかと。

炭平さんでは夢のような時間を過ごしてきました。

さて、お宿を出た後は伊根にでも寄ってみるかとそっちに向かう。

伊根も辺鄙な場所なので車で行く方が楽ちんです。
レンタカーだとこういうことができるのがいい。

到着したのがまだ早い時間だったので人も少なく、遊覧船貸切で案内してもらえました。

伊根の舟屋です。


この写真の中のどこのお家だったけな?
釣りバカ日誌で西田敏行さんが2階の窓から釣りをするシーンで使われたそうです。

帰るころには観光客を乗せた大型バスがじゃんじゃんきてました。
人気のカフェは1時間から2時間待ちになるようです。
ここへ寄るなら朝11時くらいまでがおすすめです。

天橋立にも寄るつもりでいたのにうっかり通り過ぎてしまったので
今回は寄ることができず京都市内に戻ってきました。

10月末だというのに今日の京都の最高気温は28度。
長袖では暑すぎて、半袖の服を探しまわる1日でした。
日本もオーストラリアのように四季がなくなりつつあるのでしょうかね。

明日は京都を出て次の目的地に向かいます。

ところで、
先に日本入りしている長男カップル&次男カップルは元気にしているかしら?