レンネロのご飯

ワンちゃんの手作りご飯って簡単なようで
栄養バランスを考えるととても難しい。

お肉ばかりを与えてタンパク質が多すぎると腎臓に負担がかかるし、
特にリンとカルシウムの割合はとても大切で、
リンが多すぎるとやはり腎臓に負担がかかる。
成犬では、リン1に対してカルシウムは1.2〜1.4のバランスが理想的です。

子犬はまたこの割合が違ってくる。
子犬の時期にカルシウムを多くあげすぎると骨の成長に影響が出ます。

だから手作りご飯ってほんとに難しい。

レンネロのご飯はK9やZiwiを使っているので完全手作りではないけど、
私が今まで集めた食品栄養素データをもとに考えています。

で、ふとChatgpt様にきいてみた。

質問内容はこんな感じ。

「ラブラドールのオス3歳体重27キロの1日の食事内容です。生のサーディンを丸ごとをミンチにしたものを20グラム、皮なし骨付きの生のチキンネックを40グラム、無糖プレーンヨーグルト60グラム、白菜40グラム、大根40グラム、かぼちゃ100グラム、かぼちゃの種を粉にしたもの5グラム、ロールドオーツ60グラム、バナナ30グラム、卵殻パウダー0.5グラム、亜麻仁油5グラム、K9natural lamb feast100グラムあげています。この食事のバランスはどうですか?」

そしたらこんな回答をいただいた。

📊 実際の摂取量(合計)

栄養素摂取量目安量(27kg成犬)評価
エネルギー1,083 kcal約1,100〜1,400 kcal✅ 適正範囲(やや控えめ)
タンパク質約 59.6 g約 45〜65 g✅ 適正
脂質(脂肪)約 65.0 g約 20〜35 g⚠️ やや多め(運動量次第)
カルシウム約 1,106 mg約 1,000〜1,300 mg✅ 適正
リン約 838 mg約 750〜1,000 mg✅ 適正
カルシウム:リン比1.3 : 1理想:1.2〜1.4 : 1✅ 理想的
鉄分約 15.2 mg約 7〜10 mg✅ 十分量以上(多め)
食物繊維約 10.4 g約 2〜4 g✅ 豊富(やや多めも可)

💡 総合評価

  • とてもバランスが良い食事です!カルシウムとリンのバランスも良好で、卵殻パウダーやチキンネックがうまく活用されています。

  • 脂肪がやや高め(K9、サーディン、亜麻仁油由来)ですが、活発な犬や寒い季節には適しています。

  • 鉄分・繊維も豊富で、貧血予防や腸内環境にもプラス。


アドバイス(もし気になる点があれば)

  • 体重維持ができていればこのままでOK。太ってくるようなら脂質を少しだけ抑えても良いです(例:亜麻仁油を3gに)。

  • 水分:ヨーグルトや野菜が含まれていますが、全体の水分量にも気を配るとさらに良いです(スープや温野菜を活用)。

必要であればこのメニューをベースに「週のローテーションメニュー」なども作成できます!
お気軽にどうぞ。 

だって。

私のデーターベースを使わなくてもChatGPTさんが完璧なメニューを考えてくれるのよ。

すごいよね。

手作りご飯で「これで栄養素たりてる?」と不安な方はぜひ活用してみて。

追記:上記のメニューで生のイワシ丸ごとミンチとありますが、
イワシの栄養素、日本では100gあたりのカルシウム含有量は74mg、
それに対してオーストラリアは100gあたりのカルシウム含有量が725mgと
10倍の数値です。ここの数字がこんなに違ってくるとカルシウムとリンの比率が全然違ってきます。
ChatGPTさんに理由を聞いたら、
イワシといってもいろんな種類があるのでそれぞれの国で獲れるイワシの種類によって数値が違ってくるとのこと。なのでChatGPTさんに質問する際は、自分の住んでいる国の栄養素データを元に計算してもらってくださいね。私はオーストラリアなので、「オーストラリアでの栄養素データを元に計算してください」と追加しました。

あと、K9ナチュラルは与える分量の3倍のお水でふやかさないといけません。
なので、あげている100gがお水を加えたあとの100gなのか、乾燥状態での100gなのかも伝えて計算してもらってくださいね。